What’s a Rich Text element?

こんにちは、ColereのEliです。日々、幸福を感じることはありますか？私は決まって食事からHappyな気持ちになります。BBQや鍋など家族や友人と一緒に食べることで更に幸せを共有。食事を通して心も体も元気いっぱいになれますよ☆

さて、組織開発の一環として、エンゲージメントサーベイが広く実施されていますが、その中の手法である「パルスサーベイ」と「センサスサーベイ」の違いについて明確に理解されていないことも多いです。本記事では、これらの違いを詳しく解説していきます。

エンゲージメントサーベイとは？

まずはエンゲージメントサーベイの概要と目的、メリット・デメリットなどについて解説します。

エンゲージメントサーベイの概要・目的

エンゲージメントサーベイは、従業員の仕事に対する熱意や、組織に対する所属意識を定量的に調査することが目的です。企業の成長を実現するためには、従業員一人一人がエンゲージメントを高め、積極的に業務へ取り組むことが重要となります。そのためにエンゲージメントサーベイを実施し、従業員の思いや意見を集約し、組織改善のための具体的なアクションに繋げることが求められています。

エンゲージメントサーベイの実施メリット・デメリット

エンゲージメントサーベイの実施メリットは、まず従業員のエンゲージメント状況を可視化できることです。これにより、組織課題を明確に把握し、具体的な改善策を検討することが可能になります。また、従業員が自分の声を組織に届ける機会になるため、組織への所属意識を高めることも可能です。

一方、デメリットとしては、サーベイの結果を適切に活用しないと、従業員の不信感を招く可能性があることです。また、調査頻度や質問項目の設計によっては、回答する従業員に大きな負担を与えてしまう恐れもあります。

エンゲージメントサーベイの実施手順・ステップ

エンゲージメントサーベイを実施する際の基本的な手順は、まずサーベイの目的と範囲を明確に定めることから始まります。次に、質問項目を設計してサーベイを実施。その後、回答を集計し、結果を分析します。そして分析結果をもとに改善策を策定し、それを実行するというステップになります。この一連の流れを適切に実施することで、サーベイの有効性を高めることが可能です。

エンゲージメントサーベイと異なるモラールサーベイとは？

モラールサーベイも従業員に対する調査の一つですが、エンゲージメントサーベイとはどのように違うのでしょうか。以下で解説していきます。

モラールサーベイの概要・目的

モラールサーベイは、従業員の士気や意識を測るための調査です。企業の運営状況や職場環境に対する従業員の意識を定量的に把握し、組織風土や人間関係の改善、モチベーション向上などの策を講じることが目的です。

エンゲージメントサーベイとモラールサーベイの違い

エンゲージメントサーベイとモラールサーベイの最も大きな違いは、その焦点にあります。エンゲージメントサーベイは、従業員が仕事にどれだけ情熱を持ち、組織に対してどれだけコミットしているかを測ることに重点を置いています。一方、モラールサーベイは、職場環境や人間関係、組織の運営状況に対する従業員の感情・意識を調査することに主眼を置いています。

エンゲージメントサーベイの種類と違い

エンゲージメントサーベイには、パルスサーベイとセンサスサーベイという2つの主要な種類があります。それぞれの特性と目的、そしてそれらの違いについて説明します。

パルスサーベイの概要・目的

パルスサーベイは、頻繁に行われる短いエンゲージメントサーベイです。通常は週や月ごとに実施され、組織の「脈拍（パルス）」を定期的にチェックすることが目的です。具体的な改善策を速やかに講じるためのデータを集めることが可能で、組織内の動向をタイムリーに把握することができます。

センサスサーベイの概要・目的

センサスサーベイは、全従業員を対象に実施される比較的大規模なエンゲージメントサーベイです。通常は年に一度や半年に一度など、一定の周期で実施されます。全体的な組織風土の理解や、長期的な組織改善の方向性を探るために利用されます。

パルスサーベイとセンサスサーベイの違い

パルスサーベイとセンサスサーベイの主な違いは、調査の頻度と対象規模、そして質問数です。パルスサーベイは頻繁に行われ、従業員が組織の現状に対してどう感じているかを速やかに捉えることができます。一方、センサスサーベイは一定周期で大規模に実施され、組織全体の風土や長期的な改善方向性を探るための情報を収集します。

パルスサーベイの実施メリット・デメリット

ここからは具体的にパルスサーベイのメリットとデメリットを見ていきましょう。

パルスサーベイの実施メリット

パルスサーベイのメリットは、組織状況をリアルタイムに把握できる点にあります。これによって問題や課題が発生した際に素早く対応することが可能です。また、頻繁にフィードバックを得ることで、改善策の効果を短期間に確認することもできます。

パルスサーベイの実施デメリット

一方、パルスサーベイのデメリットは、頻繁な調査によって従業員のサーベイ疲れを生じさせてしまう可能性がある点です。また、短期間での変化に焦点を当てすぎてしまい、組織全体の長期的な視点を失う危険性もあります。

センサスサーベイの実施メリット・デメリット

続いてセンサスサーベイについても、実施することで得られるメリットとデメリットを説明していきます。

センサスサーベイの実施メリット

センサスサーベイの最大のメリットは、組織全体の風土や長期的な改善方向性を探ることができる点です。大量のデータを取得できるため、詳細な分析が可能となり、組織の戦略的な意思決定に対する洞察を深めることができます。

センサスサーベイの実施デメリット

一方、センサスサーベイのデメリットは、その準備と実施、結果の分析にかなりの時間・リソースを要してしまう点です。また、調査期間が長期にわたるため従業員の回答が必ずしも組織の現状をリアルタイムに反映するわけではないという課題もあります。

エンゲージメントサーベイ実施時に気を付けるべきポイント

エンゲージメントサーベイを実施する際は、まずサーベイの目的と範囲を明確に定めることが大切です。また、質問項目は従業員エンゲージメントに関連するものを選び、語彙や表現が従業員にとって理解しやすいものか確認・修正しましょう。そして、サーベイ結果を適切に活用し、従業員にフィードバックを行うことで、組織の透明性と信頼性を高めることが重要です。

エンゲージメントサーベイの種類（パルスとセンサスの違い）まとめ

ここまでエンゲージメントサーベイの種類、特にパルスサーベイとセンサスサーベイの違いについて説明してきました。組織のエンゲージメントを最大化するためには、2つのサーベイのメリットとデメリットを理解した上で、組織の目的に沿って適切に選択し、実施することが重要です。