エンゲージメントサーベイ
入門編
エンゲージメントサーベイは無駄?社員に「意味がない」「疲れる」と言われる理由|組織改善へ向けた対策も徹底解説
July 10, 2023

What’s a Rich Text element?

The rich text element allows you to create and format headings, paragraphs, blockquotes, images, and video all in one place instead of having to add and format them individually. Just double-click and easily create content.

Static and dynamic content editing

A rich text element can be used with static or dynamic content. For static content, just drop it into any page and begin editing. For dynamic content, add a rich text field to any collection and then connect a rich text element to that field in the settings panel. Voila!

hoke robert ljife

How to customize formatting for each rich text

hiifiaiea

Headings, paragraphs, blockquotes, figures, images, and figure captions can all be styled after a class is added to the rich text element using the "When inside of" nested selector system.

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こんにちは、ColereのEliです。今日も朝ご飯をしっかり食べてエネルギー満タン、文字数も満タンです!   

さて、エンゲージメントサーベイを実施したいと思われている方の中で「エンゲージメントサーベイは無駄なのか、効果があるのか知りたい。無駄にしないためのポイントについて知りたい」

このように悩まれている方も多いのではないでしょうか。

当記事では、このような悩みを解決していきます!

 エンゲージメントサーベイとは?

エンゲージメントサーベイとは?

エンゲージメントサーベイの概要や背景、実施するメリットについて解説します。

エンゲージメントサーベイの概要

エンゲージメントサーベイの概要

エンゲージメントサーベイとは従業員が自社に対して、どの程度の自発的な貢献意欲があるか数値化する調査のことです。

エンゲージメントサーベイを実施することにより、自社の組織状態や、従業員と会社の関係性を数値で把握できるため、具体的な改善策を考えられます。

エンゲージメントサーベイを企業が実施する背景・目的

エンゲージメントサーベイを実施する背景

近年では、働き方改革や新型コロナウイルス感染拡大防止の影響により、テレワークを導入する企業が増えています。

その結果、対面でのコミュニケーションが減少し、従業員の状況や組織としての問題が分かりづらく困っている経営者や上司も多いです。

 

また、労働人口の減少による人材不足や、企業間での人材の流動も激しく、企業は優秀な人材を確保するために、よい組織作りをする必要があります。

このような背景から、従業員満足度を可視化するエンゲージメントサーベイが注目されています。

エンゲージメントサーベイの実施効果・メリット

エンゲージメントサーベイの実施メリット

エンゲージメントサーベイを実施する効果やメリットには、以下があります。

 

・組織課題を可視化できる

本来は数値化できない従業員のエンゲージメントを数値やグラフにできるため、把握が容易にできます。

 

・従業員と企業とのギャップを把握する

従業員が企業や組織へ求める期待に対し、現状の満足度を理解できるため、ギャップを把握することが可能です。

 

・データを人事施策に活かす

従業員のモチベーションやコミュニケーション、マネジメントなど、人事上の課題を発見し数値として明確に把握できます。

課題を把握することで、ミーティングを実施したり、評価制度の見直しや改善をしたりなど、組織の改善に活用可能です。

 

・データをチーム運営に活かす

エンゲージメントサーベイの実施結果をチーム内で議論することで、企業や組織に存在する課題を、従業員が自分事として向き合えるため、ポジティブなコミュニケーションの増加に繋がります。

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 エンゲージメントサーベイへの従業員意識と組織改善状況の実態調査

エンゲージメントサーベイの実態調査

株式会社Boulderが情報通信業やサービス業、製造業に従事する方を対象に実施した、「従業員満足度調査に関するリサーチ」の独自アンケート調査では、67.1%もの従業員が「サーベイの対応へ疲れると感じる」ということが分かっています。

サーベイが疲れる理由には、実施する意味が分からないことや、質問に回答するのに負担が大きいという理由が多く見られました。

調査に回答した従業員の声は、以下の通りです。

・「サーベイの設問数が多すぎる」62.7%

・「やる意味や意義を感じられない」28.4%

・「そもそも本業が忙しいため、答える暇がない」23.9%

・「上司や同僚に見られるかもしれない」14.9%

サーベイへの対応を疲れると感じる従業員が多く存在する中、本来のサーベイの目的である組織改善について、約7割の従業員が組織改善に繋がっているのか実感出来ていないことが分かっています。

働き方に改善を感じた従業員は、たったの30.3%であり、68.4%がエンゲージメントサーベイの実施効果を感じない、気にしていない、分からないという結果でした。

 エンゲージメントサーベイが無駄になる理由

エンゲージメントが無駄になる理由

エンゲージメントサーベイが無駄になる理由は、以下3つです。

エンゲージメントサーベイが無駄になる理由①:適切な回答が得られない

エンゲージメントが無駄になる理由①

サーベイを実施するにあたり、議論をする前にも議論を実施する目的や、議論を実施することで従業員にどんなメリットがあるのかを明確にすることが大切です。

議論も目的や効果を明確にしなければ、議論の参加者はどこを目指して議論すればよいのか分からず、効果が得づらくなってしまいます。

エンゲージメントサーベイが無駄になる理由②:組織改善に繋がらない

エンゲージメントが無駄になる理由②

エンゲージメントサーベイを実施することで、明確化した課題に対する施策は様々です。

施策を実施していく中でも、新たに課題が見つかった場合、さらなる改善に取り組む必要があります。

エンゲージメントサーベイは1回実施したら終わりではなく、半年~1年のスパンでPDCAを回し課題を解決していくことが大切です。

エンゲージメントサーベイが無駄になる理由③:従業員へのフィードバックがない

エンゲージメントが無駄になる理由③

サーベイの結果を社員にフィードバックしないと、エンゲージメントサーベイが無駄になってしまいます。

せっかくサーベイを実施したにも関わらず、そこからアクションがなければ、実施した意味が分からなくなってしまい、社員のモチベーションを著しく下げてしまう可能性が高いです。

そうなってしまうと、サーベイの実施が逆効果になってしまうため、必ず社員に向けて結果をフィードバックしましょう。

 エンゲージメントサーベイを無駄にしない実施ポイント<調査前>

エンゲージメントサーベイの実施ポイント【調査前】

エンゲージメントサーベイを無駄にしない実施ポイントは、以下3つです。

エンゲージメントサーベイの実施ポイント①:従業員への意義・目的説明

エンゲージメントサーベイの実施ポイント①【調査前】

エンゲージメントサーベイの目的が明確になっていなければ、従業員は回答しにくくなってしまいます。

そのため従業員に対して実施する目的をしっかりと伝え、理解してもらうことが大切です。

目的はできるだけ明確に「回答結果を利用し企業や従業員が持つ課題を明確にし改善することを目的とする」など、従業員が協力したいと思うように伝えることを意識しましょう。

エンゲージメントサーベイの実施ポイント②:従業員の負担を減らす質問設計

エンゲージメントサーベイの実施ポイント②【調査前】

エンゲージメントサーベイを実施する際は、出来る限り従業員の負担を減らすことが大切です。

導入時は、多くても月に1回の実施頻度にする、質問項目を多くしすぎない、回答がオンラインでも簡単にできるシステムを利用するなど、回答する従業員に負担がかからないようにしましょう。

エンゲージメントサーベイの実施ポイント③:心理的安全性を担保する仕組み

エンゲージメントサーベイの実施ポイント③【調査前】

エンゲージメントサーベイの実施では、心理的安全性を担保する仕組みにすることが大切です。

アンケートを回答する際に、「人事評価に影響しないこと」を従業員が理解していれば、不安や懸念がないため、抱えている悩みや批判的な内容を含めた本音がを記入されやすくなります。

 エンゲージメントサーベイを無駄にしない活用ポイント<調査後>

エンゲージメントサーベイの実施ポイント【調査後】

エンゲージメントサーベイを無駄にしない活用ポイントは、以下3つです。

エンゲージメントサーベイの活用ポイント①:調査結果のデータ分析

エンゲージメントサーベイの実施ポイント①【調査後】

調査回答を回収したらデータを集計、分析し企業や従業員の状態を明確にします。

分析したデータは、ただ数値だけで判断せずに、良い変化・悪い変化の要因を分析していくことが重要です。

エンゲージメントサーベイの活用ポイント②:組織改善へ向けた施策検討

エンゲージメントサーベイの実施ポイント②【調査後】

分析結果を基に具体的な施策内容を検討しましょう。回答項目で特に評価点数が低かった項目や、前回実施した調査に対して平均得点の差が大きい項目をピックアップし、その原因を考察しながら施策を立案していくことが重要です。

エンゲージメントサーベイの活用ポイント③:従業員へのフィードバック

エンゲージメントサーベイの実施ポイント③【調査後】

調査結果のフィードバックを定着させるためにも、定例会議や研修、全社集会などで結果を共有するなど、会社の仕組みとして確立させることが理想です。

従業員へ個別にフィードバックを実施する際は、従業員1人ひとりが自分ごととして考え、問題解決に繋げられるような問いを与えることを意識しましょう。

 エンゲージメントサーベイが無駄になる理由と対策まとめ

いかがでしたでしょうか。

エンゲージメントサーベイが無駄になる理由には、目的が明確になっておらず適切な回答が得られなかったり、社員へのフィードバックができていなかったりといった理由があります。

また、エンゲージメントサーベイを無駄にしないためには、データ分析を実施し具体的な施策を実施することや、社員にフィードバックすることが大切になりますので、当記事で解説したポイントを参考に、エンゲージメントサーベイを社内の組織改善に活用していきましょう!

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