What’s a Rich Text element?

こんにちは、ColereのEliです。仲間や友人と一緒に何かやってみたいと思うことはありませんか？スポーツをキッカケにして、日々の生活の中に達成感や楽しみを作ることができるかもしれません☆

さて、エンゲージメントサーベイは、組織の健全性や従業員のモチベーションを測る大切な手段です。しかし、回答がバレる不安があると、従業員が本音を述べづらくなる可能性があります。その対策について、匿名回答と実名回答の二つの場合に分けて解説します。

エンゲージメントサーベイとは？

エンゲージメントサーベイは組織内の状況を把握し、組織の改善を促すための重要な手法です。その実態と手順、また360度評価との違いについて見てみましょう。

エンゲージメントサーベイの概要

エンゲージメントサーベイとは、組織内の従業員のモチベーションや働く意欲、愛着心を測るための調査方法です。エンゲージメントは、社員が業務に対して熱心であり、組織に対して忠誠心を持ち、積極的に業務に取り組む意欲を示す指標です。最近は企業内外で広く用いられてきています。

エンゲージメントサーベイと360度評価との違い

エンゲージメントサーベイと360度評価は、どちらも組織の健全性や改善を促すための手法ですが、目指す方向性や手法が異なります。360度評価は個々の社員の能力や行動を評価し、その結果をフィードバックとして伝えるための方法です。一方、エンゲージメントサーベイは社員全体の働く意欲やモチベーションを調査することで、組織全体の問題点を発見し改善策を立てることを目指します。

エンゲージメントサーベイの実施手順

エンゲージメントサーベイを実施するには、まず調査の目的と内容を明確にし、社員に説明します。次に、調査項目を作成し、調査へと臨みます。実施後は回答集計・結果分析を実施。分析結果を元に組織の問題点を明確化し、改善策を検討します。

エンゲージメントサーベイで従業員の回答がバレることはある？

回答がバレるかどうかは、エンゲージメントサーベイが実名で実施されるか、匿名で実施されるかによります。それぞれの場合でのバレる可能性と、その理由について見てみましょう。

エンゲージメントサーベイを実名で実施するとバレる可能性あり

エンゲージメントサーベイが実名で実施される場合「回答がバレるのでは？」という不安を抱く社員の方もいるかと思います。実名でのサーベイ実施は、個々の社員の問題点や改善点を特定しやすくする反面、社員の本音を言いにくくなる可能性が高いです。特に、組織に対して批判的な意見を持つ社員は、自由に意見を述べることをためらう可能性があります。

エンゲージメントサーベイを匿名で実施しても自由記述でバレる可能性あり

一方、エンゲージメントサーベイを匿名で実施する場合においても、自由記述の部分で自身を特定できるような内容を述べると、その回答が自分のものだとバレる可能性があります。具体的な事例や独自の表現方法など、自身を特定しうる情報を回答に含めると、匿名でも特定される可能性があるので注意が必要です。

エンゲージメントサーベイに従業員がバレる不安を抱くと調査結果に影響

従業員がエンゲージメントサーベイにおいて「回答がバレるのでは？」と不安に思うと、その心理状態が調査結果に影響を与えます。具体的には、自身の本音を抑えた回答をすることで、結果的に組織の課題が見えにくくなり、問題解決のための手がかりを逃す可能性があります。

また、正直に回答したことで不利益を被ることはないという確証が得られないと、社員は組織に対する不信感を抱き、エンゲージメントの低下を招く可能性もあります。

エンゲージメントサーベイを匿名で実施するメリット・デメリット

ここからは、エンゲージメントサーベイを匿名で実施するメリットとデメリットについて見てみましょう。

エンゲージメントサーベイを匿名で実施するメリット

エンゲージメントサーベイを匿名で実施すると、社員は本音を述べやすくなるというメリットがあります。特に、組織や上司に対する批判的な意見を持つ社員でも安心して意見を述べることができます。これにより、組織の隠れた課題を引き出すことができます。

エンゲージメントサーベイを匿名で実施するデメリット

一方、エンゲージメントサーベイを匿名で実施すると、個々の社員の問題点や改善点を特定することが難しくなるというデメリットもあります。また、具体的な事例をあげた自由記述により、誰の回答か特定されてしまう可能性も依然残ります。

エンゲージメントサーベイを実名で実施するメリット・デメリット

次に、エンゲージメントサーベイを実名で実施するメリットとデメリットについて見てみましょう。

エンゲージメントサーベイを実名で実施するメリット

エンゲージメントサーベイを実名で実施すると、個々の社員の問題点や改善点を特定しやすくなるというメリットがあります。また、個々の社員に対して具体的なフィードバックを与えることが可能になります。

エンゲージメントサーベイを実名で実施するデメリット

一方、エンゲージメントサーベイを実名で実施すると、社員が本音を言いにくくなるというデメリットもあります。特に、組織や上司に対する批判的な意見を持つ社員が意見を控える可能性があります。

エンゲージメントサーベイを実施する場合の注意点と対策【匿名・実名別】

それぞれの方法でエンゲージメントサーベイを実施する場合の注意点と対策について見てみましょう。

エンゲージメントサーベイを匿名で実施する場合の注意点と対策

エンゲージメントサーベイを匿名で実施する場合、自由記述の部分で社員が特定される可能性があるため、その点には注意が必要です。また、調査結果の分析とフィードバックの段階で、個々の社員の問題点や改善点を特定しにくいという問題があります。

これらの問題を解決するためには、具体的な事例をあげた自由記述については、上司などの当事者へ結果共有せずに個別対応するなどの対策が必要です。

エンゲージメントサーベイを実名で実施する場合の注意点と対策

エンゲージメントサーベイを実名で実施する場合、社員が本音を言いにくくなる可能性があります。その対策としては、事前に社員に対して「調査目的」と「回答内容の取り扱い」について明確に説明し、社員の理解を得ることが大切です。

エンゲージメントサーベイは匿名でもバレるのか？まとめ

エンゲージメントサーベイは、組織の問題点を発見し、改善を促すための重要な手段です。しかし、その回答がバレることに対する社員の不安は、調査結果に悪影響を及ぼします。組織の目的に沿って、匿名回答・実名回答を適切に選択し、それぞれの注意点を把握した上で、対策を実施しましょう。