What’s a Rich Text element?

こんにちは、ColereのEliです。美味しさだけでなく、栄養価の高い食事を選ぶことで、活力溢れる日々を過ごしましょう！私にとっての万能食材は納豆。何にでも使える超スーパーフードです☆

さて、従業員満足度を向上させたいという企業は多いかと思いますが、具体的な施策について頭を悩ませている人事担当者の方も多いのではないでしょうか？

今回は従業員満足度調査ランキングにて上位になっている企業10社を挙げつつ、それら企業の具体的な取り組みについてもご紹介していきます。ぜひ自社での今後の施策アイデアとして参考にしていただければ幸いです。

従業員満足度とは？

企業が人を選ぶのではなく、選ばれる側になりつつある日本社会において、労働人口の更なる減少の懸念とともに従業員満足度に注目が集まっています。従業員満足度とは

‍

• 職場環境
• 働きがい
• 社内の人間関係
• 金銭待遇
• 福利厚生

‍

などの要素で計測される従業員の満足度を表す指標のことです。

従業員満足度が高い企業の特徴

従業員満足度を向上させることで

‍

• 労働生産性
• 人材定着率
• 顧客満足度

‍

の3点も向上できることが知られていますが、今回は従業員満足度が高い企業の特徴を深堀していきます。

従業員満足度が高い企業の特徴①：従業員の当事者意識が高い

従業員満足度の高い企業の特徴としてあげられるのが、「自主性・主体性をもった当事者意識の高い従業員」が多いことです。

‍

当事者意識が高いと、従業員ひとりひとりに「やらされている感」がなく、組織との一体感が強まる傾向があります。これらの結果、生産性向上や業務改善にもつながっていきます。

従業員満足度が高い企業の特徴②：コミュニケーションが活発

2つ目にコミュニケーションが活発であることが挙げられます。職場の雰囲気が良いと気分もポジティブになり、やりがいや活気が漲ってくるでしょう。

‍

一般的に懸念される上司と部下の摩擦もコミュニケーションが潤滑油となって軽減され、従業員の縦横のスムーズな繋がりが生まれます。互いにフォローし合える組織が従業員満足度が高い秘訣でしょう。

‍

 従業員満足度が高い企業の特徴③：働きやすい環境が整っている

最後に働きやすい環境です。具体的には以下の要素が挙げられます。

‍

• 休暇が取りやすい
• 福利厚生が充実
• ワークライフバランスの充実

‍

仕事とプライベートが上手く調和し、余暇を楽しめるような環境においては満足度の高い従業員が多く存在します。

従業員満足度調査ランキング上位企業の取り組み【大規模企業編】

GPTW　Japanが実施した「2023年版 日本における『働きがいのある会社』ランキング ベスト100」を参考に、大企業にしぼって、従業員満足度調査ランキング上位企業5社の取り組みを紹介します。

※各企業の取り組み詳細は、前述ランキングページの各社「イチオシ取り組み」をご確認ください。

従業員満足度調査１位企業の取り組み：シスコシステムズ

シスコシステムズが2022年にこの企業が講じた施策は以下の4つです。

‍

• 視野を広げキャリア自立を促すプログラム
• 会議、チャットをせず自身の業務のために一斉に時間をとるプログラム
• 対話の質を高める「聴く」教育プログラム
• 認め合うための全社をあげた推薦、投票による表彰プログラム

‍

「モノ」より「ヒト」を重要視した施策であることがわかります。さらにシスコシステムズの働きがいポイントの1位は、「仕事に行くことが楽しみである」ことで、組織と従業員が良い関係であることに他ありません。

‍

従業員満足度調査２位企業の取り組み：セールスフォース・ジャパン

セルフフォース・ジャパンの目指す企業像は

‍

• 信頼
• カスタマーサクセス
• イノベーション
• 平等

‍

のすべてが揃っていることと定義しており、従業員のためにスポーツジムやマッサージなどの健康促進のための取り組みに補填する「ウェルビーイング補助」を展開しました。

‍

さらには、信頼のために有能とされるマネージャー層の評価を公表したり、フレックスを導入したりと従業員満足度を向上させる手を止めないことが特徴です。

従業員満足度調査３位企業の取り組み：DHLジャパン

DHLジャパンは従業員満足度向上のため、世界220カ国の全社員に自分の可能性が見える機会を提供するという社員教育の充実に努めました。従業員の貢献度合いを可視化することは、従業員満足度やエンゲージメントの向上にも直結しています。

‍

業績向上へ貢献した社員のためにグローバル表彰プログラム「EOY」を実施し、表彰セレモニーが盛大に行われました。これを受賞した社員にとっては大きな名誉であり、従業員満足度やエンゲージメントの向上にも繋がっていくでしょう。

従業員満足度調査４位企業の取り組み：アメリカン・エキスプレス

アメリカン・エキスプレスはコロナの影響で在宅勤務を余儀なくされ、そのデメリットとして

‍

• コミュニケーションの減少
• 経営戦略の理解減少
• 社員のメンタル低下

‍

が懸念されました。これらを対策すべく取り組んだことが「気軽に」「ながらで」聴いて理解できるポッドキャスト。これによりコミュニケーションやアンケートを定期的に実施できるようになっただけでなく、社員からのフィードバックが得やすく、心の声を汲み取ることが可能になったようです。

‍

さらにはハイブリット型、完全オフィス勤務、完全在宅勤務など社員のために多様な働き方の機会を提供しています。

従業員満足度調査５位企業の取り組み：レバレジーズ・グループ

レバレジーズ・グループは若手の働きがいを高める取り組みを行いました。

‍

その一例が、「LEGO」という9チーム対抗戦で行う事業想像・業務改革コンテストの導入。各リーダーのドラフトによりチームメンバーを編成し、2泊3日で合宿を行い新規事業や業務改善案についてプレゼンを行うというものです。

‍

会社内のコミュニケーションを充実させ、個人のやりたいことを引き出し、成長に意味のある仕事を任せていくスタイルが魅力と評判になっています。

‍

従業員満足度調査ランキング上位企業の取り組み【中規模企業編】

ここからは同じGPTW Japanの従業員満足度調査ランキングにおいて、中規模企業の上位5社を発表していきます。どのような取り組みを行っているのか参考にしてください。

※各企業の取り組み詳細は、前述ランキングページの各社「イチオシ取り組み」をご確認ください。

従業員満足度調査１位企業の取り組み：コンカー

創立年2011年で比較的若い企業であるコンカーでは「働きがいを高めることは経営戦略である」をモットーに数多くの施策を展開し、組織内のフィードバックを充実させることに注力してきました。

‍

「部下」「上司」「同僚」「他部門」のどこからでもスムーズにフィードバックが可能な組織を目指しています。課題や改善点を重要視するギャップフィードバックと、長所や努力を伝えるポジティブフィードバックを併用し、従業員満足度の向上を実現させています。

従業員満足度調査２位企業の取り組み：アチーブメント

アチーブメントは「いじめ、差別、虐待のない、豊かな明るい社会」を目指し創業した企業です。

‍

企業の取り組み内容は、従業員教育に約300万円もかけて企業が投資・提供しています。教育プロジェクトを受けることで自身の将来展望を見直すことが可能になり、さらには有名な経営者や著名人、プロアスリートも参加していることもあり、良い刺激になっているようです。

‍

育成・評価制度が整備・運営されている点も、従業員満足度が高い理由でしょう。

従業員満足度調査３位企業の取り組み：ＣＫサンエツ

CKサンエツでは

‍

• 賞与の高額固定（250万円）
• 社員旅行は全額会社負担で海外へ（隔年）
• 夜勤レスへの取り組み
• 社員株主優待制度の推進
• 社員寮の新設・交流スペースの確保

‍

などさまざまな取り組みを行っています。この企業の働きがいのポイントとして「報酬に満足」があげられています。

‍

努力して働くほど報われる会社を目指し、正直ものがバカを見ないように、納得のいく報酬や人事制度、福利厚生など多くの施策を打ち出しています。

従業員満足度調査４位企業の取り組み：ヤッホーブルーイング

ヤッホーブルーイングはクラフトビールの製造に従事している企業です。この企業の取り組みは、社内で最も多くのスタッフが参加可能な地域貢献プロジェクトの実施です。地元の方やお客さまとの交流はモチベーション向上につながります。

‍

また部署や年齢などの垣根がないため、地域貢献プロジェクトから良いイノベーションが生まれ、働きがいの向上にも直結しています。

‍

従業員満足度調査５位企業の取り組み：日本ケイデンス・デザイン・システムズ

日本ケイデンス・デザイン・システムズが講じた施策名は「互いの信頼に基づきイノベーション創生を推進する企業文化」。

‍

全従業員が高い目標をもち、マネージャーは常に従業員のアイデアに耳を傾けることで、互いに強い信頼関係を結ぶというものです。結果、モチベーションが向上し高いパフォーマンスを発揮することが可能になっています。

 従業員満足度調査ランキング上位企業の取り組みまとめ

‍

以上、従業員満足度調査ランキングで上位を勝ち取った企業とその取り組みでした。

従業員満足度を向上させるには、さまざまな角度から取り組みを講じる必要があります。

この記事で紹介した事例を参考に、ぜひ従業員満足度の向上に注力してみてください。